子どもの頃、我が家は貧乏でした
唐突な始まりやね・・・
いや、今朝マザーテレサの本を電車で読んでいてね、
貧乏なお話が載っていたので
ふと幼少の頃を思いだしたんですよ。
私の小学校時代は
給食が命綱みたいな環境で、給食のパンを持って帰って家で食べたりしながら
弟と二人で過ごしてたんです。
その頃の思い出は色々あるんだけど
美味しいものやちょっと贅沢な食べ物がたまに
食卓に上がると、私達兄弟は大はしゃぎ
ワクワクキャッキャしながら食べている私達兄弟
その光景を隣で見ている母親・・・
その時
ふとあることに気付きました
あれ?お母さん食べてない・・・
「お母さんは食べないの?」って
聞く私に
「お母さんはいらんねん。麻紀ちゃんたべなさい」
という母親
わたしはいつからか
半分を母親のために残すようになりました。
「わたしお腹いっぱいだから、これお母さんにあげる」
そう言ってました。
そんなある日のこと
母親の友達が遊びに来ていた時に
母親が
「麻紀ちゃんはお腹いっぱいって言って
私のために食べ物をいつも残してくれるんよ」と言っていたのを聞いてしまったんです。
お母さん知ってたんや
嘘ってばれてたんや
私はとっても恥ずかしかった・・・
その日から嘘をつくのをやめて
「一緒に食べよう」
と素直に言うようになりました
という思い出話でした
チャンチャン
ん~
懐かしい思い出